冬季練成会

(会場風景)

 2月7日(土)、8日(日)の両日、目黒区にある「駒場エミナース」で、冬季練成会を行いました。今回は皆様のご要望を勘案して、従来の練成会に比べて、いくつか変更を加えました。

 最も大きな変更は会場で、今までの伊東パウエルホテルは遠すぎる・スペースが狭いというご意見を解消しようとして、都心の会場を見つけました。

 伊東パウエルホテルもなかなか快適で、特に食事がいいのと温泉があるのは魅力なのですが、宴会場を三つ借りても2×8を書く人が多いと37〜8人が限界ですし、宴会場が二つしか借りられない場合もあります。

 練成会はなんと言っても当会のイベントの中では展覧会に継ぐ大きな行事であり、出来るだけ多くの会員に参加していただきたいので、もう満員で締め切りましたとは言いたくありません。

 もう一つの大きな変更点は、大字かなに偏りがちだったものを、漢字でも細字のかなでも勉強できます、と改めたことです。そのために、3副会長以外に、かな臨書勉強会講師の高田先生と、漢字の赤羽先生にも講師になっていただきました。

 また毎日展審査会員の鈴木流鴬、佐藤芙蓉、鈴木明翆先生にも講師として会場を巡回していただき、毎日書道展を控えて大字かな作品の製作に励む皆さんへのご指導に万全を期しました。

 会場は結婚披露宴にも使われる、最も新しい宴会場とかで、豪華なシャンデリア、毛足の長いカーペット、マントルピースと、雰囲気は満点で、絶対に墨で汚さないでくださいと係員に厳重に申し渡されて、一面に不織布を敷き詰め、その上に下敷きを敷いて、万一に備えました。

 今までは畳や板張りばかりで、カーペットというのは初めての経験でしたが、皆さんが上を歩くと、不織布がずれてきてぼこぼこに波打ち、非常に書き難いことが分かりました。一枚書き終わる迄に数回不織布を引っ張ってしわを伸ばし伸ばし書く有様で、特に部屋の隅に陣取った人は相当苦労したようです。

 それでも各自何とか作品を仕上げて、翌日の批評会に臨みました。全員が椅子に座り、日本間に比べて反響が大きいせいか、後ろの方でも講師の批評が良く聞こえ、こちらは好評でした。

 いずれにしても、次回はしわ対策を万全にやらないとクレーム続出となりそうです。帰り際に新しいやり方についての皆さんの反応をアンケート調査しました。結果は以下の通りです。

床の敷物にしわが出来て書きにくかった。 17
会場の交通の便がよく、参加しやすかった。 14
大部屋に全員が集まり、コミュニケーションが図れ、アドバイスも受けられてよかった。 5
伊東の方が練習時間が多かった。夜はもっと遅くまで、朝はもっと早くから書きたい。 5
食事はよかった。 5
三人部屋は狭い。エクストラベッドはつらい。風呂が忙しい。 3
温泉の有る旅館がいい。畳の部屋がいい。小田原あたりに無いか。 3
部屋は暖かく、静かだった。 2
部屋は狭くて暑く、タバコの臭いがした。換気が悪く喉が痛かった。 2
食事は伊東の方がよかった。 2
批評会の講師の声は、聞き取りやすかった。 1
アドバイスの先生の数が多く、いろいろ教えてもらえて良かった。 1
会場が狭かった。もっと広いところが良い。 1
会場に時計が欲しい。 1
細字の添削が受けられたのは良いが、会場でも書きたかった。 1

(売店)

(批評会の聴講生)




(笠原先生のアドバイスを受ける)

(不織布と下敷きを敷き詰めた会場)

(批評会)

(昼食のお弁当は遠足気分)

(高田先生に細字の添削をうける)

(楢原先生に添削していただく)

(会場を巡回してご指導中の鈴木流鴬先生)

(齋藤先生に添削していただく)

(受付。席はくじ引きで決まる)

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