清和選抜書展

(前のページに戻る)

 10月16日から21日まで、銀座松坂屋別館5階のカトレあサロンで、清和選抜書展を開催しました。出品点数は70点、それに和堂先生の遺墨をいれて71点になります。

 このカトレアサロンは、デパート業界の合理化の波に飲まれて閉鎖の運命にあり、当会がここで展覧会を開くのも今回が最後になります。今年は特にテーマを決めておらず、各人思い思いに気にいた詩歌を書きました。

 会期中は好天気に恵まれて、多数の方にお出でいただき、入場者数は昨年を上回る1180名にのぼりました。

 斯界の著名な先生方も多数お見えになり、「普段勉強をしている人と、怠けている人の差が、こういう場ではっきり出ますね。」「和堂先生の書風から随分離れてきましたね。決して悪いことではないのですが。」「誤字のある作品が2点あります。指導される先生方は気をつける必要があるでしょう。」などなど有益なご示唆を多くいただきました。

 どういう基準で選抜したのですかなどという質問もあり、選抜展に値しない作品があるということなのかな、などと勘ぐって内心忸怩たる思いに駆られた面もありました。

 書道関係誌の皆さんは、カトレアサロンの後、当会がどうするつもりなのか興味があると見えて、色々質問をした上、コネのある美術館を紹介しても良いなどと言ってくれる人もいました。現在検討中でまだ確定はしていませんが、来年は上野の都美術館で開くひぐらし書展に、選抜展の要素も加えていくことになると思います。

 選抜展は図録を出さないので、例年作品の写真を販売していますが、今年は350枚も売れました。

                (林 閑 堂 記)

(会場風景ー1)

(会場風景ー2)

(写真の販売コーナー)